21日って?

今日は21日。
弘法大師空海(お大師様)がご入定(にゅうじょう)された日なのです。
(承和二年835年、旧暦の3月21日がご入定日、以降、21日は御報恩日となっております)

日中は法事案内をひたすら手書きしておりました。
そんな中、いくつかのありがたいこともあったりと、「げにお大師様の日はありがたいことの連続だなぁ」と実感したのでした。

さて、昨日、一年で一番寒い時期である「大寒」に入りました。
それに先駆け寺の境内では「蝋梅(ろうばい)」がかわいらしい黄色い花を咲かせ、「寒さを耐えるとその先に春がやってくるよ」と教えてくれます。
いつまでも辛いことばかりは続かないよ、とでもいわんばかりに。(比喩としての寒さです)

それに因んだお大師様の珠玉の言葉をお伝えします。
密教の大家(たいか)松長有慶先生が現代語訳された『秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)』から抜粋します。

冬枯れで葉を落としている樹も、いつまでも裸のままでいるわけではなく、
春ともなれば生気を取り戻して、芽を出し、花を咲かせる。

物にはもともと定まった性格というものはない。
それと同じように人はどうしていつまでも悪人のままでおられようか。

『第二 愚童持齋心』より

おまけ
年末、こんな言葉にも出会いました。
罪を犯した人の家族を支援している方の言葉です。
その家族も病を抱えているのだ、と。

「否定しない 批判しない 比較しない」
子育てする上で大切だなと感じました。

jisui の紹介

蓮華寺住職の長女として生まれる。大学卒業後、塾講師、学校教諭(英語)を経て高野山尼僧学院にて修行。金剛流御詠歌教師。高野山阿字観指導者。主婦業、育児をしながら壇務をし、月に一度高野山で仏教の勉強をしている。趣味は旅行。
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