平等とは? パラサイト ピケティ

こんにちは。
毎年6月はのんびりできることが多いのです。
この時期は読書をしたり映画を見て、来るお盆勤めに備えております。


ということで、「パラサイト半地下家族」と「21世紀の資本」を見てきました。
いずれもテーマは格差社会です。
前者はそれをストーリーで表し、後者はピケティの同名の原作を基にデータで裏打ちされた格差の実態を解き明かしていきました。

実際には、同じ人間に生まれて、快適な生活を送れる人もいれば、頑張ってもそういう境遇に恵まれない人もいます。
(もちろん快適な生活を送ることができたとしても悩みは尽きないことでしょうし、傍目で「恵まれない」と見えたとしても、当人は心穏やかに過ごしているかもしれない。)

ピケティによれば、格差社会の形成によって、社会不満が人種差別などに形を変えやすくなり、社会が不安定化すると警鐘しています。
実際に過去300年のデータから見ると、第一次世界大戦後と第二次世界大戦後の一時期は平等な社会が実現したものの、現在は貧富の格差はむしろ大戦前の水準に戻っているとのことです。

仏教では、仏も衆生(生きとし生けるもの)も「私」も平等と考えます。
仏教者として何ができるのだろうか。
少しでも、富の分配が行き渡るような意識をもって生活をしていきたいと考えておりますし、
仏のご加護がすべての人々に平等にゆきわたっていくことを祈りたいと心を新たにしました。

jisui の紹介

蓮華寺副住職。住職の長女として生まれる。大学卒業後、塾講師、学校教諭(英語)を経て高野山尼僧学院にて修行。金剛流御詠歌教師。高野山阿字観指導者。主婦業、育児をしながら壇務をし、月に一度高野山で仏教の勉強をしている。趣味は旅行。
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