上に立つとは?

今日は、お寺でも大変お世話になった方の納骨でした。
七日勤めの時には、退職後も責任あるお仕事を任され、その内容について家族に愚痴をこぼしたり、内情を漏らすことも無かったということを聞きました。

私は徳川家康公の遺訓を思い浮かべたのでした。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。
急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。

人の先頭に立って治めた方の心掛けは、今でも変わらぬ価値を持っていると感じます。

きっと今日の方も上に立つ心掛けを保っていらっしゃったことでしょう。

世の中騒がしく、大切なことは何だろうか?と改めて考えるきっかけとなりました。

jisui の紹介

蓮華寺副住職。住職の長女として生まれる。大学卒業後、塾講師、学校教諭(英語)を経て高野山尼僧学院にて修行。金剛流御詠歌教師。高野山阿字観指導者。主婦業、育児をしながら壇務をし、月に一度高野山で仏教の勉強をしている。趣味は旅行。
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