お彼岸日記 つれづれに

みなさま、こんばんは。

1月はイヌ。2月はニゲル。3月はサル。とはよく言ったものですね。(たしか去年もこんなことを言っていたような。。。)

29日(水)。今日は午前中主婦業をし、義母が運転免許証返上するので、景気づけにお昼ご飯を家族で食べました(息子は友達の家に遊びにいっていました)。やはり義母も後ろ髪をひかれるようでしたが、何かあってからではいけないと決意したのです。私も20数年後にはこういう決断をしているのでしょうね。

午後3時から役員有志の皆さんで釈迦涅槃図を仕舞いました。本当は26日の日曜日を予定していたのですが、雨のため延長したのです。雨が降ると2,3日は空けねばならないのです。有志の皆様と和気あいあい、かつ真剣に取り組みました。ありがとうございました。

お陰様で、お彼岸をはさむ約2週間釈迦涅槃図を約50名の方に拝んでいただきました。絵解き法話では十数名の方にお越しいただきお釈迦様最後の旅をご一緒に追体験いたし、ある法事の時には、20代の方にも、お釈迦様のことをお伝え出来ました。

(青年)「涅槃って何ですか?」

(慈水)「輪廻を離れ、絶対的な安らぎな境地に至ることなのです」

(青年)「へーーーーー」(お口あんぐりされていたような感じでした)

また、お釈迦様が北向きに横になられていることから、私達仏教徒が死後どうありたいと願っているのか、ということも皆様にお伝えできたと思います。(そう願います)

愚直でもよい、お釈迦様のこと、仏教のことを伝えていこうと思いを新たにしました。

28日(火)。不動尊護摩御護摩(ふどうそんおごま)でした。炎は時として怖いのですが、無心に供養していくと、自らの恐怖心、煩悩も一緒に燃えていくのです。護摩を焚くと本当にすがすがしい気持ちになります。ご一緒の方々も一生懸命、般若心経、ご真言を唱えてくださいました。

午後は満中陰の法事がありました。ご家族で七日勤めを行うのは難しかったので、蓮華寺のYouTube配信の七日勤めをご紹介したところ、施主さんは一生懸命亡きお母様の為に在家勤行法則を唱えられ、とっても気持ちよく、とどこおることなく、一緒に仕上げの読経を営めたのには感動しました。

実は、動画配信することにためらいがあったのですが、このように一人ですらすらと読経できるお手伝いができたことは意義があったのだと実感しました。やはり、「これでいいのだろうか?」と疑問を抱きながら唱えるより、数倍気持ちがよいものです。お経は真実の言葉。何よりの供養になります。

27日(月)。子供たちに郷土愛をはぐくんでもらいたい、と願っている事業者の方と面会しました。私にお手伝いできることをお伝えしました。効率を求め、人とのつながりが薄くなり、郷土のことも全く知らずに過ごしがちな現代。その事業者の方も危機感を抱いていらっしゃったようでした。

26日(日)。法事2軒。午後は日本全国から三世代が集合。十数年前には学生だった息子さんが、立派なお父さんになられるなど、お寺の仕事の醍醐味だと感じました。家族を大切にし、交流を保ち、先祖を大切に敬う。シンプルに、素晴らしい日本の価値観だと思います。

小さいお子さんがいる時は、十善戒のことをお伝えするようにしています。「悪口を言わない」これだけでもなんと難しいことか!

25日(土)。法事2軒。長寿を得たお母様の旦那様は戦争でお亡くなりになられていたことを改めて知りました。子育てする上でも、何かと大変だったことでしょう。慰撫の念をもって読経供養いたしました。

24日(金)。彼岸明け。法事1軒。お孫さんの朗報も聞け、よい供養になったのではないだろうか。

23日(木)。朝、清掃奉仕。れんげサークルの皆様、ありがとうございました! 午後、月参り。

22日(水)。明光寺(栗原)さんで法要の出仕。カリスマ僧侶浄厳さん(江戸中期)様式らしき曼荼羅を発見し、大興奮!(西国寺展図録チェックと種智院大学の紀要注文)

21日(火)。千光寺さんで法要の出仕。さくらはまだ5分咲きくらい?

20日(月)。福善寺(高須)さんで法要の出仕。御開帳以来。

19日(日)。法事一軒。生前お盆勤めで交流したことが思い出されました。午後は神辺でフォーラム。街づくりについての苦労と情熱に大いに刺激を受けました。

18日(土)。彼岸入り。法事一軒。小さいころおじいさんに連れられて、改造前の蓮華寺に来たことがあると施主さんが言われていました。午後、いとこと息子さんが訪問。就職が決まったということで仏壇に手を合わせに来てくれました。息子君は大学生活の4年の内3年間がリモートだったそうで、仕事も職種上、リモートがメインだそうです。時代の変化は確実に来ているのだと感じました。