日本一の畳

皆様、こんばんは。深夜です。リビングの座椅子をフラットにして、毛布を掛けて仮眠をしていましたら、夜11時頃に夫が帰宅して、非難の目で起こされ、その後目が覚め、現在に至っております。

晋山式にむけて、気がつくと床で寝ることもしばしば。

さて、上段の間4畳製作、無事に終わりました。熟練の職人さんが、1日半かけて、4枚を手縫いで紋縁合わせもしてくださいました。厚み10センチ程の畳を針で縫うのです!

藺草は本郷町で採れたビンゴい草。私も植え付けや刈り入れの際には見学させていただきました。

それが、ドロ付けや織り機を通し、見事な備後表になり、手縫いで立派な畳となったのです。感慨深いです✨☺️

備後藺草はかつて日本一の品質と流通を誇っていましたが、時代の流れで従事者が減少し、今では流通量が限定された「高級品」として捉えられています。この度、絶滅の危機に瀕している備後表の継承活動に少しでも貢献できたらという思いで、品質保持と技術の向上に取り組んでいる方々のご協力と檀信徒の皆様のご支援の元、持仏堂42畳をすべて備後表使用という事業に取り組ませていただきました。

畳製作に取り組んで下さった有職小宮畳店様、志水製畳店様、本当にご苦労様でした😊